基本コマンドとファイル操作
LPIC101を勉強しようと思う。
まずは、基本コマンドとファイル操作
⚪️シェルはLinuxでOSとユーザーの仲立ちをするユーザインタフェース。
ユーザがコマンドを解釈して、実行するインタプリンタで、ユーザはシェルを通じてOSを扱うことができます。
**シェル変数
設定されたシェルだけが使用される変数です。子プロンプトには引き継がれません。
**環境変数
設定されたシェルとそのシェルで起動したプログラムが使用する変数。子プロンプトには引き継がれます。
現在のシェルで定義されているシェル変数の一覧を表示するには、setコマンドを引数なしで実行します。
[root@node001 ~]# echo $LANG
ja_JP.UTF-8
[root@node001 ~]# echo $HISTFILE
/root/.bash_history
**exportコマンド
環境変数を設定できます。
環境変数は子プロセスとして起動したアプリケーションに引き継がれるので、アプリケーションから利用できる。
また、子プロセスも参照できるようにするコマンドはexportとdeclareコマンドがある。
例
#変数TESTを子プロセスも参照できるようにする
[root@node001 ~]# export TEST
[root@node001 ~]# declare -x TEST ##-xオプションで環境変数としてエクスポートする
**bashシェル
bashではシェル変数PS1はコマンドプロンプト、シェル変数PS2は2次プロンプトとして定義されています。
2次プロンプトは、まだコマンドラインが完了せず、継続行であることを表します。
**dateコマンド
現在の日時を設定、変更するコマンドです。
書式 | 説明 | 例 |
---|---|---|
%A | 曜日 | Sunday,日曜日 |
%B | 月 | January,1月 |
%H | 時 | 00,23 |
%M | 分 | 00,59 |
%c | 日時 | 2016年 3月30日 12時16分30秒 |
%x | 日付 | 2016年 3月30日 |
[root@node001 ~]# date +%c
2016年05月03日 14時57分36秒
** manコマンド
構文
man [オプション][章]コマンドまたはキーワード
** history コマンド
構文
history [オプション][履歴数]
主なオプション | 説明 |
---|---|
-c | そのシェルの実行履歴を消去する |
-d[履歴番号] | 指定した履歴番号のコマンドをそのシェルの履歴から消去する |
**シェル変数HISTFILE(bash)
bashのシェル変数HISTFILEは、コマンド実行履歴を保存するファイル名を指定します。
デフォルト値は ~/.bash_history です。
[root@node001 ~]# #実行例
[root@node001 ~]# whoami
root
[root@node001 ~]# echo $HISTFILE
/root/.bash_history