基本コマンドとファイル操作2
LPIC101を勉強しようと思う。基本コマンドとファイル操作第2弾
** su コマンド
一時的にアカウントを別のユーザのものに切り替える
** sudo コマンド
事前に管理者から許可されている管理用コマンドを実行する
** mv コマンド
ファイルやディレクトリの移動にはmvコマンドを使用します。
mvコマンドの最後の引数に指定されたディレクトリに移動元のファイル(またディレクトリ)が同じ名前で移動します。
構文
mv[オプション]移動元ファイル名...n ディレクトリ名
mv[オプション]移動元ディレクトリ名...n ディレクトリ名
主なオプション | 説明 |
---|---|
-i | 移動先に同名ファイルが存在する場合、上書きするか確認する |
-f | 移動先に同名ファイルが存在しても、強制的に上書きする |
**ワイルドカード:ファイル名とパターン照合
記号 | 説明 |
---|---|
? | 任意の一文字 |
* | 0文字以上の文字列 |
[...] | []内に含まれる任意の一文字 |
[!...] | []内に含まれない任意の一文字 |
例 | 説明 |
---|---|
file.? | file.o、file.aが一致 |
[abc] | a、b、cのいづれか。[a-c]と同じ |
[!0-9] | 0から9以外の文字列 |
[a-zA-Z0-0] | すべてのアルファベット、数字、アンダースコア、ダッシュ |
**cp コマンド
主なオプション | 説明 |
---|---|
-i | コピー先に同名ファイルが存在する場合、上書きするか確認する |
-f | コピー先に同名ファイルが存在しても、強制的に上書きする |
-p | コピー元の所有者、タイムスタンプ、アクセス権などの情報を保持したままコピーする |
-R | コピー元のディレクトリ階層をそのままコピー |
**tar コマンド
複数のファイルを1つにまとめたデータのことをアーカイブファイルと呼びます。
tarコマンドはアーカイブファイルの管理に使用されます。
構文
tar [オプション]ファイル名またはディレクトリ名・・・n
主なオプション | 説明 |
---|---|
-c | アーカイブファイルを作成する |
-t | アーカイブファイルの内容を表示する |
-x | アーカイブファイルを展開する |
-f | アーカイブファイルを指定する |
-v | 詳細情報を表示する |
-j | bzip2を経由してアーカイブをフィルタする |
-z | gzipを経由してアーカイブをフィルタする |
**dd コマンド
コピー入力あるいは出力にデバイスを指定する場合はddコマンドを使用します。
ddコマンドにはコピー部分の指定をしたり、データ変換を行う機能もあります。
実行例
[root@node001 ~]# dd if=image.iso of=/dev/sdb
if(input File):入力元
of(output File):出力先指定